長野商工会議所に、若い世代にも魅力的な“未来の長野県”の実現に向けた「ギャルマインド講座」を実施
CGOドットコムは、長野商工会議所に向けて、若い世代を含め多くの人にとって魅力のあるまちづくりの実現を目的とした「ギャルマインド講座」を実施しました。
実施目的・背景
全国の人口が東京に一極集中している現代において、多くの地方都市は人口の減少や労働力の不足、経済の衰退などの課題を抱えています。若者が少なくなることで、まちづくりの意思決定を行う人々や街全体で「価値観の固定化」や「評価基準の硬直化」といった問題が発生しているといいます。
現在それらの解決策として、“組織の多様性”に注目が集まっています。幅広い世代が集まり、いろいろな価値観を持った人々が議論することによって、より画一的・排他的ではない、多様な人々が住みやすいまちづくりにつながるからです。
今回、ギャルマインド講座をご依頼いただいた長野商工会議所様も、長野県の人口減少や経済衰退といった地域づくりの課題解決に向け、現代社会に適した若者に向けた取り組みを推進する団体の一つです。
ヒアリング時には、担当者様より「現代社会に適した地域経済の活性化」を目的に、「長野県をもっと幅広い世代にとって魅力的な街にしていきたい」といったご相談をいただきました。
そこで今回は長野商工会議所様に向けて、多様性のあるまちづくりを実現するための「ギャルマインド講座」を実施しました。
内容
今回の講座では、それぞれの価値観や生き方を尊重した“豊かなまちづくり”の実現に向けてアプローチした内容を設計。目的としては以下を掲げました。
- みんなが住みやすいまちづくりに向けて、若い世代を含め多様な価値観を持つ人を巻き込んだまちづくり(個性的なまちづくり)について考える
- 参加者一人一人が今後の話し合いの場で活かせるようなギャルマインドのTipsを持ち帰る
当日はMG(マインド・ギャル)メンバーのハラミ、CGO(チーフ・ギャル・オフィサー)メンバーのギャルリーマン、れぴの3名が登壇。 まずは、地方創生に対してギャルマインドがどのように役立つのかについてお話しました。
まちづくりを推進する団体としてみんなが住みやすいまちを作るためには、従来通りの対策を継続するのではなく、時代の流れに合わせて常に変化すること、さまざまな価値観や意見を持った人同士がコミュニケーションをとることが大切です。
そのために「前例や慣習などにとらわれず、社員一人一人が自分らしく意見を発すること」の大切さや、「ギャルマインド(自分軸・直感性・ポジティブ思考)が活用できる」といったことをお話しました。
後半は、実際にギャルマインドを活用したギャル式コミュニケーションを練習するためのワークを実施しました。
当日のアジェンダ:
- 「ギャル式ブレスト®︎」内で使用しているコミュニケーションルールの紹介
- 自分の気持ちを素直に表現するためのワーク
- 考えたことを共有する「シェアハピタイム」など
実施結果
プログラム終了後、参加者に向けてアンケート調査を行ったところ、以下のような声が集まりました。
「まちづくりに関わってから、一定の考え方やイメージにとらわれがちだったことに気づいた。今回、このような新しいコミュニケーションの手法を取り入れることで、地域課題が明確になり課題解決が見つかりやすいと感じた」
「常に新しい事を取り入れた施策を行うには、通常の慣例にとらわれず、肩書きや役職などの垣根を超えて互いに発信し合うことが重要だと学んだ」
このように、これからの長野市の街づくりをアップデートしていくためのヒントを学んだ、というポジティブな声が多く届きました。
今後もCGOドットコムでは、事業の発展や地方創生などあらゆる企業の悩みに寄り添い、それぞれのビジョン実現に向けたサポートをしていきます。