静岡城北高等学校にて、高校生と一緒に静岡の未来について考える「ギャルマインド講座」を実施
CGOドットコムは、静岡県の高校生 と一緒に、多角的な視点から静岡の未来について考えることを目的とした「ギャルマインド講座」を実施しました。
実施目的・背景
今回、講座の実施をご依頼いただいたのは、静岡県立静岡城北高等学校に通う現役高校生。静岡県教育委員会主体の企画「ドリーム・プロジェクト」の一環としてお声がけをいただきました。
学生生活では、授業中のグループワークだけではなく、文化祭などのイベント、部活動など、生徒同士の話し合いの場が多くあります。
ただ生徒たちからは「複数人の前で自分の素直な意見を言いにくい」「周りに合わせて意見を変えてしまう」といった声があり、「生徒みんなで有意義な話し合いをすることが難しい」という点が課題として挙がっていました。
また、外見や能力などあらゆることで周囲と自分を比べて落ち込むことが多く、「自分をもっと好きになりたい」と悩んでいる学生も少なくないこともわかりました。
そこで今回は、まずは学生の自己肯定感・モチベーションを上げることを狙いとし、ギャルマインドを活用したコミュニケーション方法とギャルマインドをインプットする「ギャルマインド講座」の実施に至りました。
内容
今回は、静岡市内の公立高校に通う学生に向けて希望者を募集。当日集まった16名の参加者に向けて、以下の2つを目的とし「ギャルマインド講座」を開催しました。
<講座の目的>
- ギャルから自己肯定感の上げ方やモチベーションの保ち方を学び、日常生活に活かす
- 静岡の未来を考えるを通じて、自分らしい意見が飛び交うコミュニケーションを体験する
当日はMG(マインド・ギャル)メンバーのハラミ、CGO(チーフ・ギャル・オフィサー)メンバーのリリースペイシー、Piffany(ぴふぁにー)の3名が登壇。まずは、ギャル式のコミュニケーション方法を身につけるギャルマインド講座を実施しました。
コミュニケーションルールをインプットした後、次は「自分アピールタイム」と題したワークで、グループ内で自分の好きなことや得意なことなどを共有。後半では、ギャルマインドを活用したコミュニケーションを練習するためのワークを実施しました。
また、ギャルマインド講座ブレスト中には、リリースペイシーが学生時に抱えていた悩みや葛藤など自身の経験談をもとに、コンプレックスに対する向き合い方についてお話する時間もありました。
そして、ギャルマインド講座で学んだことを実践する場として次に実施したのがギャル式ブレスト。今回ブレスト※するテーマは、「ワクワクする未来の静岡」。普段生活している地域のポジティブな未来について学生一人一人が主体的に考えることを狙いとし、テーマを設定しました。
ブレストでは「駿府城をキラキラに飾る」「茶畑でプロジェクションマッピングをする」「盆踊りとクラブを組み合わせて、若者とお年寄りが交流できる場を作る」など、慣れ親しんだ土地への愛情が見え隠れする、個性溢れるアイデアがたくさん挙がりました。
※2 ブレインストーイング(ブレスト)とは、複数の参加者が1つのテーマについてディスカッションを行い、自由にアイデアを出して新しい解決策や考え方を生み出していく手法のことです。
実施結果
プログラム終了後、参加者に定量アンケートを実施したところ、本講座の満足度を問う項目では全員が【満点】と評価。さらに、本講座は目的に資するものになっていたか問う以下の項目においても、以下のように非常に高い評価をいただきました。
- 授業中のグループ活動や何か決めるときの話し合いなどと比べて、新しい視点でアイデアが出たと感じましたか? →【9.8 / 10点】
- 自己肯定感の上げ方やモチベーションの保ち方を学ぶことができましたか? →【9.6 / 10点】
上記の評価の理由については以下のような声が挙がり、生徒たちにとって本講座がプラスの働きかけができたと実感できました。
「今まで深く考えすぎてたけど、とりあえず自分の意見を言ってみたり、行動に移していったほうが楽しいと気づけた!」
「ギャルが肯定してくれるのが本当に嬉しかった。意見を出すことが全く怖くなかった!」
「新しい自分と生き方に出会えた!これから静岡をもっと明るく考えていきたいし、みんなと明るく楽しく生きていきたい!」
「自分を愛してあげることの大切さを学んだ。また、自分の人生だから自分の決めたいように決めて行動すれば良いというマインドが勉強になった!」
また、全体を通した感想では、ギャルマインドの考え方に対するポジティブな意見が多く挙がっていました。
「マインドって大切なんだなと気づいた。ギャルを心に飼うことは自分に心強い味方ができるような物だから良いじゃんと思った。」
「現代の悩んでいる日本人みんなにこの考え方が広まってhappyな日本になっていけばいいなと思ったし、自分からも広めていきたいと思った。」
なお、実施の様子が掲載された読売新聞様紙面を静岡県公式ホームページ様にてご紹介いただいておりますのでぜひあわせてご覧ください。
今後もCGOドットコムでは、教育機関を含むあらゆる団体の悩みに寄り添い、一人一人が主体的な意見を共有しあえるような社会に向けてギャルマインドを活用したサポートをしていきます。