CGOドットコム

NEWS お知らせ

実施レポート

株式会社大丸松坂屋百貨店様へ向けて、国内外で高い支持を受ける“共創型組織”を目指し、自分起点の自由なアイディエーションを促進するプログラムを提供

 合同会社CGOドットコム(総長:バブリー、以下「CGOドットコム」)は、株式会社大丸松坂屋百貨店(以下、大丸松坂屋百貨店)に対し、「ギャル式ブレスト®︎」を始めとした、クリエイティブな価値を提供する組織を目指すプログラムを提供しました。

 部署内でアイデアに対する“自分ごと化”の度合いにバラつきがある中、CGOドットコムでは、メンバー自身から「コンテンツを面白くしたい」「一緒に考えたい」という動機を引き出すことで、主体的な関与と新たな価値創出を促すプログラムを企画しました。新規・既存事業の枠を越えて、新しい社会への価値提供を見据えた自由なアイディエーションを支援する本プログラムは、企画・課題設計・実施・効果測定・レポーティングまで一貫してCGOドットコムが担当しました。

【実施背景】

今回依頼いただいた大丸松坂屋百貨店のDX推進部は、実店舗に過度に依存した既存のビジネスモデルを見直し、百貨店のあり方をデジタルから新しくする部署です。

同部署では、年齢や役職に関わらず、アイデアに対する“自分ごと化”の度合いにばらつきが見られていました。一方で、新たな領域への展開を進めるには、既存事業の枠にとらわれず、自発的に考え行動する姿勢が求められます。

こうした背景のもと、メンバー自身の「こんなことをやりたい」という動機を引き出し、主体的な関与と新たな価値創出を促す施策として、このたびCGOドットコムにご依頼をいただきました。

CGOドットコムは、担当者へのヒアリングをもとにギャル式ブレスト®︎※によるフラットなコミュニケーションを企画・実施。ギャル式ブレスト®︎の定量・定性の結果から、今後に向けたレポートの提案まで一気通貫で支援しました。

CGOドットコムが独自に開発した「ギャル式ブレスト」のフォーマットを使用し、新たな可能性の「タネ」を発見、そしてカタチに落とし込むプログラムです。ギャルの直感的で忖度のないコミュニケーション方法を体験できます。ブレスト(ブレインストーイング)とは、複数の参加者が1つのテーマについてディスカッションを行い、自由にアイデアを出して新しい解決策や考え方を生み出していく手法のこと。

【実施レポート】

下記では、2025年2月に実施した大丸松坂屋百貨店 DX推進部とのギャル式ブレストについてご紹介します。

今回はDX推進部の中でも、クリエイタービジネスチームとウェルネス領域の担当者を中心にご参加いただきました。

当日は2チームに分かれ、チームごとにテーマを設定し、ブレストを実施。Aチーム(クリエイタービジネスチーム)は、「日本を世界に発信する」というミッションのもと、日本の魅力を世界に広めるための新たなコンテンツ施策を発想していきました。

一方、Bチーム(ウェルネス領域)は、メンタルウェルネスコンテンツの拡充を目標に掲げ、新しいメンタルウェルネス手法の発想を行いました。

まず初めに、CGOメンバー(=ギャル)たちから参加者へ『ギャル式のコミュニケーション方法』を伝授。参加者が“ポジティブで柔軟な意見を出せるようになること”をゴールに設定し、お互いを知るアイスブレイクからスタートします。参加者の年齢層は20代の若手社員から50代の管理職クラスの社員まで幅広く、初めは緊張気味な様子でしたが、CGOメンバーたちの素直なリアクションによって、徐々に発言量が増えていきました。

続いて、「ギャル式ブレスト®︎」のフォーマットに落とし込み、参加者の会社である大丸松坂屋百貨店について発表していただきました。CGOメンバーが分からない部分にツッコミを入れていくことにより、会社への理解を深め、自覚していなかった自分たちの会社の魅力を発見しました。

 

インプットをもとに、2つのテーマに分かれてブレストを行いました。

Aチームでは、まず「日本のアゲって〜?」というテーマで、観光資源にとどまらないニッチな日本の魅力を洗い出し。続いて、「ウチらがワールドクラスにウケるには〜? 」をテーマに、日本の魅力を世界に発信するための施策を自由に発想しました。

その結果、「リアルウォーリーを探せ(日本の広い駅を活かし、ウォーリーを実際に探すイベント)」「水道水飲み比べ(安全で美味しい水道水を活かした企画)」など、日本のニッチな特徴を魅力的に伝えるコンテンツ案が次々と出てきました。

 

Bチームでは、まず「心が健康な状態ってどんな時〜?」をテーマに、メンタルウェルネスが保たれる要因を洗い出し。続いて、「未来のメンタルウェルネスって〜?」をテーマに、メンタルウェルネスの新たな手法を発想していきました。

「叫び部屋(自由に叫ぶことができてストレス発散になる部屋)」「ツッコミAI(自分のどんな小ボケにもツッコミを入れて、気持ち良くさせてくれるAI)」など、瞑想など一般的な手法にとらわれない、よりユーザーの欲望に忠実なアイデアが生まれました。

 最後には、CGOドットコムが独自に設計した専用のワークシートに最もお気に入りのアイデアを記入し、班内でアイデアを発表しあいました。

日本固有の「流しそうめん」を、富士山と掛け合わせてダイナミックにしたアイデア

めんどくさい家事を推しが応援してくれることで、ポジティブな気持ちになるアイデア

 

全体を通して、年齢や肩書きに関係なく、参加者同士がフラットに意見を出し合えるポジティブな空気感を醸成し、自分自身がワクワクするアイデアを創出することができました。

【成果】- 柔軟な思考力とコミュニケーション力が高まり、クリエイティブな価値を生み出す土壌が醸成。

 

プログラム終了後、参加者に向けて実施した定量評価では、実施満足度 9.3/10点と非常に高い評価をいただきました。

実施後のアンケート調査では、特にCGOメンバーのリアクションやギャル式コミュニケーションから、今後のコミュニケーションにおける行動変容に繋がったというポジティブな声が多く集まりました。

 

(参加者の声)

「いつもはあまり自分の意見を言えない性格なので、このワークショップを通して意見を言うことからアイデアに繋がるまでを体験できたことが非常に楽しかった。」

「話を進める中で、発言に対しての共感を「それなー」と言葉に発して伝えることで、さらに話しやすい環境ができると実感した。今後も共感を言葉にして伝えることを大切にしたい。」

「(自分に対し)自分軸がない、特徴がないという認識だったが、心の扉を開く方法を体感して理解できた」

「新しい意見や企画が求められるブレストに対して苦手意識があったが、自分軸で自由な発言ができる環境の中でアイデアを出すことができ、それを周りの方(周りのギャル)に評価してもらったことで自信がついた。」

 

実際にメンバーが「ワクワクする」「やってみたい」という動機から出たアイデアを出すことにより、新たなアイデアのタネを、各自が主体的に引き出し合う環境を醸成することができました。


<担当者様よりコメント>

「プログラム実施後には、部内ミーティングにおいて”ギャルマインド”が自然と発揮されるようになり、メンバー同士の発言へのリアクションがこれまで以上に活発になりました。また、ブレスト開催前と比べると、自分の意見や好きなこと、自分軸を積極的に発信できるメンバーが増え、会話の雰囲気もよりオープンで前向きなものへと変化しています。今後は、この前向きな変化を継続しながら、ギャル式ブレストで培った自分軸を持った発信力や柔軟でポジティブな発想力を、事業開発やコンテンツづくりの場にも活かし、新しい価値や魅力あるアウトプットの創出につなげていきたいと考えています。」

 

主催者概要

株式会社大丸松坂屋百貨店 様

2007年に大丸と松坂屋が経営統合して誕生したJ.フロント リテイリングの中核企業として、全国に大丸9店舗、松坂屋4店舗を中心とする15店舗(分店・関連会社含む)の百貨店を運営しています。これまで培ってきた百貨店の「店舗」と「人」が持つ強みを基盤に、デジタルを活用したタッチポイントの拡充を図りながら、顧客の心を動かす新たな価値を創造することで、グループが掲げる「感動共創」「地域共栄」「環境共生」という3つの価値を提供し続ける「価値共創リテーラー」への進化を目指しています。

企業ホームページ:https://www.daimaru-matsuzakaya.com

 

合同会社CGOドットコム

「世の中のバイブスをアゲる」ことをミッションに、社会的ギャップを価値に変換、ワークショップから企業のアウターブランディングなど幅広くサポートを行なっております。

主力サービスである「ギャル式ブレスト®︎」は、CGOドットコムが独自に開発した「ギャル式ブレスト®︎」のフォーマットを使用し、世の中の課題や企業が持つ悩みに対して、新たな切り口から解決に向けた「アイデアのタネ」を発見するプログラムです。

組織内の忖度文化の解消やコミュニケーションの円滑化、アウターブランディングとしてのクリエイティブアイデアの創出をサポートします。

▶︎三菱鉛筆(株)様や東急建設(株)様、札幌市役所様など、80社以上の企業団体様との導入実績

▶︎掲載メディア「news zero」「WBS(ワールドビジネスサテライト)」「Forbes Japan」「日本経済新聞」「日経MJ」「NHK」「激レアさんを連れてきた。」「スッキリ」など

 

・企業ホームページ: https://cgo-gal.com/

・Twitter:https://twitter.com/gal_CGO

・Facebook:https://www.facebook.com/galcgo/

・Instagram:https://www.instagram.com/gal_cgo/

 

取材ご希望のメディアの方は、CGOドットコムの問い合わせフォーム(https://cgo-gal.com/contact)までご連絡をお願いいたします。